お店のキャッシュレス決済に、STORES決済の導入を考えているんだけど。
STORES決済でどんなことができるのか、使い方が知りたいわ。
STORES決済といえば、主に専用の決済端末を用いてキャッシュレス決済を行う、対面の決済代行サービスです。
リアル店舗でキャッシュレス決済を導入したい場合は、STORES決済などの対面決済サービスを利用するとよいでしょう。
でも本当にSTORES決済でいいの?
ネット販売もしたくなった時は、どうすればよいのかしら?
そういう時は、STORES決済で連携できるサービスを使うと良いわよ。
この記事では、STORES決済の全貌を、特に連携機能を中心にご紹介していきます。
- POSレジ【STORESレジ】
- ネットショップ【STORES】
- 予約システム【STORES予約】
- 会計・確定申告ソフト【freee・MFクラウド会計】
私もウクレレ教室のレッスン料徴収のために、STORES決済を導入しましたよ。
私sumiがSTORES決済を選んだポイントや経験も踏まえてお話していきますので、どうぞ最後までごゆっくりとご覧ください。
STORES決済とは決済端末を使ったキャッシュレス決済サービス
STORES(ストアーズ)決済とは、主に決済端末を用いた対面決済サービスのことをいいます。
以前Coiny(コイニー)だったのがSTORES決済になったので、同じSTORESでもネットショップ作成サービスで有名なSTORESとは別のサービスとなります。
決済種類と導入費用・手数料
STORES決済では、他のキャッシュレス決済サービス会社と同じように、主要なクレジットカードや交通系電子マネーの取り扱いが可能です。
初期導入費用・月額利用料も無料で、自動入金を選べば振込手数料も無料になります。
STORES決済の決済手数料は1.98~3.74%ですが、ここで特筆すべき点は、交通系ICカードの決済手数料が1.98%と業界最安水準であることです。
nanaco・WAON・楽天Edyなどの流通系ICカードでの決済はできませんが、小さなお店ならSuicaやPASMOなどの交通系ICカードが使えれば十分ではないかと考えます。
キャッシュレス対面決済【STORES決済端末】
STORES決済では、専用の決済端末を使って対面のキャッシュレス決済が行えます。
このSTORES決済端末は、カードリーダーの機能を持っており、別途スマートフォンまたはタブレットに専用アプリをダウンロードした上で、Bluetoothで接続して使用します。
STORES決済の初期導入費用は、スマートフォンまたはタブレット代を除けば、対面決済用のカードリーダー代のみとなります。
しかもそのSTORES決済端末、通常販売価格19,800円のところを、条件を達成すると0円になります。
なおSTORES決済からはレシートプリンター内臓のオールインワン型決済端末は出ていません。
レシートプリンターが必要な場合は、別途準備する必要があります。
オンライン決済【STORES請求書決済】
STORES決済のメインサービスは、決済端末を用いた対面でのキャッシュレス決済です。
しかしSTORES請求書決済を使うと、STORES決済と同一のアカウントで、決済用のWebページ(オンライン請求書)を作って、お客様にオンラインで決済をしていただくことができます。
この時に使える決済手段と決済手数料は、
Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club / Discoverで、3.24%となります。
STORES(ストアーズ)決済と連携するとできること
ここまでお話してきた通り、STORES決済とは専用決済端末を用いた対面決済や、STORES請求書決済によるオンライン決済のことを指します。
しかしSTORES自体は、他にも決済サービスに関連する各種サービスを展開しています。
- POSレジ【STORESレジ】
- ネットショップ【STORES】
- 予約システム【STORES予約】
- 会計・確定申告ソフト【freee・MFクラウド会計】
それぞれどういったサービスなのか、使い方と合わせて見ていきましょう。
POSレジ【STORESレジ】
対面でのキャッシュレス決済をメインサービスとするSTORES決済では、オンライン決済(STORES請求書決済)は同一アカウントで利用できますが、売上げ管理をするPOSレジ機能(STORESレジ)を利用するには別途アカウント作成が必要となります。
なおSTORESレジ対応機種は一部のiPadのみとなります。
なお既にスマレジ・ユビレジなどのPOSレジをお使いの場合は、STORES決済と外部連携が可能です。
ネットショップ【STORES】
STORESといえば、ネットショップ作成サービスの方を思い浮かべる方も多いかもしれません。
STORES決済を利用して、さらにネットショップも開設したい場合には、ネットショップ作成サービスSTORESのアカウントを別途登録して、連携することができます。
なお、POSレジ機能のSTORESレジとネットショップ作成サービスのSTORESは、同一アカウントで使うことができます。
従って、売り上げ管理に必要なSTORESレジ(POSレジ機能)を利用登録するなら、ネットショップSTORESも簡単に使えちゃう、ということになります。
予約システム【STORES予約】
予約システムがあると、計画的にお店を運営できて便利です。
サービス提供者向けの予約システムSTORES予約は、2020年10月にCoubic(キュービック)から名称変更しました。
つまりCoubicの予約システムを使用しているため、STORES予約を使用したい場合は、STORES決済とは別のアカウンを作成する必要があります。
会計・確定申告ソフト【freee・MFクラウド会計】
STORES決済はキャッシュレス決済、STORESレジは現金決済も合わせた売上・在庫管理ツールです。
更にお店の収支を管理するには、それらに加えて仕入れや経費などの支出も記録・計算していかなければなりません。
また確定申告の時期には、個人事業主の方はこれらのデータをもとに確定申告書を作成・提出しなくてはなりません。
そこで登場するのが、会計ソフト・確定申告ソフトです。
手書きやExcelなどの表計算ソフトで対応することも出来なくはありませんが、もしSTORES決済を使うのであれば、売上データが自動的に連携されるので、会計ソフトを使わない手はありません。
どちらも個人事業主、法人ともに利用可能です。
私が感じたSTORES決済のメリット・デメリット
私は決済端末を用いた対面のキャッシュレス決済用に、STORES決済を利用しています。
私がSTORES決済を選んだ理由をメリットとして、これから使いこなしていくに当たり不安な点をデメリットとして挙げてみました。
なんといっても交通系電子マネー決済手数料が1.98%と他社より安いので、特に駅近でSuicaやPASMOなどを使ってお客様が来るお店にとっては、メリットが大きくなると考えられます。
また条件を達成すれば決済端末が0円になり初期導入費用を無料に抑えられるので、小さなお店やお教室にとっては大変助かります。
デメリットとしては、POSレジやネットショップ・予約システムなども利用したい場合は、該当サービスのアカウントを別途作成しなければならない点が挙げられます。
特に一人でお店を切り盛りする店主さんにとっては、「予約システムを取り入れてみたいけど面倒だなぁ~」と二の足を踏んでしまうかもれない、と思いました。
現に私も、まだ予約システムまでは手を出せていません(‘◇’)ゞ
そんな方には、すべての機能サービスをひとつのアカウントで利用できるSquare(スクエア)もおすすめです。
詳しく知りたい方は、こちらのSquareについての記事もご覧ください。
電子マネー決済ならSTORES決済がおすすめです
今回は主に、
- 決済種類と導入費用・手数料
- サービス内容と連携できること
- 導入メリットとデメリット
について、お伝えしてきました。
具体的にまとめると、
- 電子マネー決済手数料が業界最安の1.98%
- 別途アカウントで連携すればPOSレジ・ネットショップ・予約システムも使える
- 条件を達成すれば初期導入費用0円
でしたね。
更にまとめると、
となります。
ところで、STORES以外の決済端末って、どんな感じなの?
他社の決済端末も併せて比較した記事があるので、参考にしてみて。
なおSTORES決済の電子マネー以外の決済手数料や、導入・申し込み方法については、こちらの記事で詳しくお話しています。
>>STORES決済の手数料は電子マネーが業界最安水準!導入方法をレビュー解説
是非こちらの記事もご覧になり、STORES決済の導入を検討する際の参考としてください。
それでは、あなたのお店も Let’s キャッシュレス!