私は普段楽天ペイを使うから、自分のお店でもQRコード決済の楽天ペイ導入に興味があるんだけど、どこと契約すれば良いのかしら？
楽天ペイを扱っている決済代行会社の中から、自分のお店にあう所を選んで契約すると良いですね。
楽天ペイは、キャッシュレス決済の中でも、ただ今躍進中のQRコード決済の仲間に入ります。
楽天ペイを扱っている決済代行会社には主に、
- 楽天ペイ
- stera pack(ステラパック)
- スマレジ・PAYGATE
の3社があります。
この3社では、特にQRコード以外の決済で必要となる決済端末のデザインや機能がそれぞれ違うので、お店で利用したいキャッシュレス決済全体の見通しを立ててから、決済代行会社を選ぶ必要があります。
普段小さなお教室を運営している私sumiが、色々と調べて分かったことを、分かりやすいくお伝えしていきます。
どうぞ最後までごゆっくりご覧いただき、あなたのお店にあう方法で楽天ペイを導入してみてください。
楽天ペイだけを導入することはできない
QRコード決済といえば、お店に掲示してあるQRコードをお客様がアプリで読み取ることで支払いが出来る、比較的最近登場した種類のキャッシュレス決済です。
お客様側はインターネット回線に接続されたスマートフォンが必要となりますが、お店側は印刷されたQRコードを掲示しておくだけで良く、インターネット回線を必要としません。
従って、どこでも決済を受け付けることのできる画期的なキャッシュレス決済方法となります。
なのに今回、決済端末の話などQRコード決済とは少し関係のない話が出てくるのには、訳があります。
楽天ペイは、PayPayとは違って、楽天ペイだけ単体では導入できないのです。
楽天ペイとの直接契約においても、楽天ペイの他にも楽天Edyなどの電子マネーや、楽天カードなどのクレジットカードの決済手段を同時に契約するシステムとなっているからです。
他のカード決済は利用しないでQRコード決済の楽天ペイだけを使うことはできますが、クレジットカードの加盟店審査は同時に受けることとなります。
楽天ペイが導入できる決済代行会社とその決済端末
楽天ペイ単体だけを契約することはできないとなると、楽天ペイが含まれている決済代行会社の中から選んで契約をし、楽天ペイを導入するということになります。
これからキャッシュレス決済を導入するという方で、ぜひ楽天ペイも取り入れたいという方のために、楽天ペイを取り扱っている次の主な3社をご紹介します。
楽天ペイ
楽天ペイで加盟店契約をすると、楽天ペイをはじめとする数多くのキャッシュレス決済に対応することが可能です。
インターネット回線で接続されたスマートフォンまたはタブレットと、決済端末をBluetoothで接続して決済処理を行います。
そして先ほどからお話しているとおり、楽天ペイだけを契約することはできません。
お申し込みから加盟店審査を経て、カードリーダーを入手するまでには、3～4週間かかります。
stera pack
オールインワン型の決済端末stera terminalを採用したstera packでも、楽天ペイをはじめ楽天Edyやその他多くの種類のキャッシュレス決済に対応することが出来ます。
stera terminalにはレシートプリンターまで内蔵されており、スマートフォンまたはタブレットがなくても、stera terminal一台で楽天ペイを含めた種々のキャッシュレス決済を利用できます。
楽天ペイと契約するのとは違い、PayPayも取り扱っているところは魅力的です。
ただし通信環境については、固定の光回線を推奨しており、デリバリーや野外イベントなどの移動販売では利用できません。
スマレジ・PAYGATE
こちらスマレジ・PAYGATEも、stera packと同様に、レシートプリンター内臓のオールインワン型の決済端末となります。
こちらも楽天ペイと契約するのとは違い、PayPayも利用できるところがメリットと言えるでしょう。
stera packと非常に似ているように見えますが、スマレジ・PAYGATEは4G回線を利用した決済が可能です。
従って、イベントやキッチンカーなどの移動式店舗でもキャッシュレス決済を行うことが出来ます。
楽天ペイの導入費用や手数料を比較
｢どうしても楽天ペイを導入したいんだ！｣という方のために、ここまでご紹介してきた3社の導入費用や手数料を見てみましょう。
| 楽天ペイ | stera pack | スマレジ・PAYGATE | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 月額利用料 | 無料 | 3,300円 (スタンダードプラン) | 3,300円 |
| 端末代金 | 19,800円 | 無料 (3年以内の解約には所定の違約金が発生) | 30,800円 （0円キャンペーン中） |
| 楽天ペイ 決済手数料 | 3.24%～ | 3.25% | 3.24%～ （さらにお得になるキャンペーン中） |
| 振込手数料 | 330円 (楽天銀行口座なら0円) | 220円 (三井住友銀行口座なら0円) | 要問合せ |
楽天ペイだけ月額利用料が無料というところ以外は、端末代金も今なら0円ですし、大きな差は見られないように思われます。
楽天ペイQRコード決済のやり方
同じQRコード決済の楽天ペイといえども、決済代行会社のシステムによって、その決済方法は多少違うようです。
楽天ペイ：店舗提示型(ユーザースキャン)
- STEP1顧客が店舗側のQRコードを読み取る
- STEP2顧客が支払金額を入力する
- STEP3顧客が確認画面で｢スライドでお支払い｣
店舗側にインターネット回線がない場合でも支払いを受け付けることが出来る、いわば万能型のQRコード決済の形と言えます。
stera pack：顧客提示型(ストアスキャン)
- STEP1店舗が決済方法｢QRコード｣を選択する
- STEP2店舗が支払金額を入力する
- STEP3カメラに顧客のQRコードをかざして読み取る
先ほどもお伝えしたとおり、stera packでは固定の光回線を推奨しているので、固定店舗外での販売には利用できません。
スマレジ・PAYGATE：顧客提示型(ストアスキャン)
スマレジ公式サイトより引用
- STEP1店舗が支払金額を入力する
- STEP2顧客がアプリでQRコードを表示する
- STEP3店舗がQRコードをスキャンして読み取る
スマレジ・PAYGATEでは4G回線などのインターネット回線があれば、どこでもQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を行うことが出来ます。
楽天ペイを導入するならお店の形に合う決済代行会社を選ぼう
今回は、｢うちのお店に楽天ペイを導入したい！｣という方のために、楽天ペイを導入できる決済代行会社をご紹介し、その特徴や費用などについてもお話してきました。
以上をまとめますと、
⇒楽天ペイ
⇒stera packまたはスマレジ・PAYGATE
このような選択になって来るのではないか、と考えます。
また利用する状況により、
- インターネット回線がない⇒楽天ペイ
- Wi-Fiや4G回線ならある⇒スマレジ・PAYGATE
- 固定店舗で光回線が用意できる⇒stera pack
という選び方もあります。
stera packとスマレジ・PAYGATEについては、実機を体験できるキャッシュレスブ－スやショールームが用意されているので、直接決済端末を触ってみて、使い心地を確かめてから選んで見ても良いのかな、と思います。
お近くの方は、ぜひ実機体験にお出かけてください。
【東京都】
三井住友銀行 新宿支店
三井住友銀行 高田馬場支店
【大阪府】
三井住友銀行 梅田北口出張所
恵比寿ショールーム
品川ショールーム
新宿ショールーム
名古屋ショールーム
大阪ショールーム
福岡天神ショールーム
または全国どこからでも受けられるオンライン相談もあります。
あなたのお店に合う形で、楽天ペイが導入できると良いですね。
それでは、あなたのお店も Let’s キャッシュレス！
