Square決済はアカウントひとつで色々使えて便利そうだけど、導入するにあたってのデメリットはないのかしら?
キャッシュレス決済サービスのSquare(スクエア)では、初期費用として専用の決済端末を購入する必要があります。
また、取引の度に発生する決済手数料が若干高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
初期費用として決済端末代はかかるけど、月額利用料は無料よ!
今度JCBとQuickPayの決済手数料も、業界最安水準まで下がるのよ!
Square決済の導入を検討しているけど、
- 決済端末を買わなきゃいけない…。
- 決済手数料も一番安いわけではない…。
とモヤモヤしているあなたに、Square決済導入済みの私sumiが、他社との比較も交えて徹底解説していきます。
どうぞ最後までゆっくりとご覧になり、Square決済の導入を検討する際の参考にしてください。
Square決済とはアカウントひとつで色々使える決済サービス
まずSquare(スクエア)をあまりご存知ない方のために、簡単に説明させてください。
Squareとは…アカウントひとつで、決済端末を使った対面決済や、SNS・DMを利用した非対面のオンライン決済、更にはネットショップ・予約システムまで作れちゃう万能キャッシュレス決済サービスです。
Squareのアカウントは無料で作成できて、加盟店審査を通過すると、キャッシュレス決済に関するあらゆる機能・サービスが利用できるようになります。
- 決済端末を使った対面キャッシュレス決済(Square決済)
- オンライン請求書による非対面のオンライン決済(Square請求書)
- SNSやDMによる支払い受付(Squareオンラインチェックアウト)
- ネットショップ・ECサイトの作成(Squareオンラインビオジネス)
- 予約システムの作成(Square予約)
- POSレジの利用(Squareデータ)
これらの機能を持ち合わせているキャッシュレス決済サービスは他にもありますが、これらの機能・サービスは別々に連携していて、ぞれぞれ別途アカウント作成をする必要があるところがほとんどです。
こんな便利で言うことなしに見えるSquareですが、デメリットはないのでしょうか?
ここからは、Squareを導入する前に知っておきたいデメリットをご紹介して行きます。
Square決済のデメリットは初期費用と決済手数料が高いこと
他社の決済サービスと比べた時のSquareのデメリットとしては、次の2つが挙げられます。
- 初期費用として決済端末代がかかる
- 決済手数料が少し高いブランドもある
それって、つまり高いって事?
一概にそうとも言えないのよ。
ひとつずつ見ていきましょう。
初期費用として決済端末代がかかる
キャッシュレス決済サービスを導入する際の初期費用としては、次のものが挙げられます。
- 専用決済端末
- スマートフォンまたはタブレット
※決済端末の種類により不要な場合あり - インターネット通信環境
この中で、決済端末は各社専用のものを用意する必要があります。
つまり、まずは導入する決済サービスを選んでから、その決済サービスに対応している決済端末を購入します。
どこの決済サービス会社も、キャンペーン中とうたって無料で決済端末を提供するところがほとんどの中、Square決済だけは決済端末の購入が必要となります。
Squareの具体的な決済端末機器については、こちらの記事で詳しくお話していますので、ご興味のある方はご参照ください。
>>Squareの決済端末はどれを選べばいい?ターミナル、リーダー、スタンドの特徴を解説します
決済手数料がほんの少しだけ高い
取引の度にかかる決済手数料ですが、他社が3.24〜3.74%のところが多い中、Squareの決済手数料は3.25〜3.75%とたった0.01%ではありますが、ほんの少し高くなっています。
Square決済 | stera pack | Airペイ | スマレジ・PAYGATE | STORES決済 | |
---|---|---|---|---|---|
月額利用料 | 無料 | 3,300円 (スタンダードプラン) | 無料 | 3,300円 | 無料 |
クレジットカード 決済手数料 | 3.25% | 2.80% (2年目以降2.70~2.90%で変動) (Visa,Mastercard以外は3.74%) | 3.24% | 3.24%〜 | 3.24% |
UnionPay (銀聯) 決済手数料 | ー | 3.25% | 3.24% | 3.24%〜 | ー |
振込手数料 | 無料 | 220円 (三井住友銀行口座は0円) | 無料 (ゆうちょ銀行指定不可) | 要問合せ | 無料 (自動入金の場合) |
Squareは決済端末代がかかるが月額利用料は無料
Square決済のデメリットとして決済端末代が有償である事はお話しましたが、前出の表にもあるとおり、Squareには毎月決まってかかる月額利用料はありません。
月額利用料が無料だから数年後はお得になる
他の決済サービス会社では、決済端末代が無償である代わりに、売上げに関わらず固定の月額利用料がかかるところがあります。
特に、レシートプリンター内蔵のオールインワン型決済端末を出しているメーカーでは、機器代が無料である代わりに月額利用料3,300円がかかるところがほとんどです。
また、そのような決済サービス会社では、3年以内に解約すると違約金がかかる所もあります。
つまり、ザックリですが、3,300円x36ヶ月=118,800円になるまでは解約する事が難しく、その後も毎月3,300円の月額固定費がかかり続けることになるのです。
これなら最初に決済端末代がかかっても、月額利用料が無料でいつでもお店をお休みできるSquare決済を利用する方が、経営的にも精神的にも安心して利用出来ると考えます。
Squareリーダーなら定価ずっと37%オフ!
Squareの決済端末は主に3種類あり、既に業務用タブレットまたはスマートフォンをお持ちの方向けのガードリーダー型の決済端末から、先にご紹介したプリンター内蔵のオールインワン型決済端末まで、ビジネスの状況に応じて選べます。
そしてこの度、カードリーダー型の決済端末であるSquareリーダーなら、定価ずっと37%オフになりました!
他のタイプの決済端末も、時期によっては値下げキャンペーンをやっている時もありますので、時期を見逃さないように時々チェックしてみてくださいね。
Squareの決済手数料が業界最安水準並みに安くなった!
もともと他社と0.01%の差しかなかったSquareの決済手数料ですが、JCBブランドの決済手数料だけは3.95%と少しだけ高めでした。
しかし、この2023年4月28日よりJCBブランドのクレジットカード決済の場合でも、3.25%と他ブランドと同じ決済手数料になりました!
また、QuickPayについても、3.75→3.25%で決済を受け付けられるようになりました!
今回のJCBおよびQUICPayの決済手数料改定によって、店舗での対面決済手数料のほとんど(iD決済をの除く)が3.25%で統一されました。
Square決済のデメリットも長い目で見るとメリットになる
私がSquareを他社と比較したときに、まず気になったのが決済端末が無料では手に入らない、という事でした。
でも、初期費用が無料になる事だけに釣られて月額利用料のかかる決済サービスを選ぶのは、長い目で見るとマイナスであることがお分かりいただけたと思います。
これらは、お店の売り上げ規模と決済手数料とも複雑に関係していて一概には判断出来ないのですが、少なくともこれからはじめる小さなお店には極力固定費を抑えた形でキャッシュレス決済を導入していくのが良いと考えています。
Square全体のお話については、こちらの記事で詳しくお話しています。
>>【Square決済】シンプル手数料、即日審査でキャッシュレスを導入しよう!
また、もしも月額利用料がかからない決済サービス会社同士を比較する場合は、決済端末代が無料の方が良いと考えるかもしれません。
カードリーダー型決済端末を取り扱う決済サービス会社は、月額利用料がかからない所が多いのですが、この場合は他の利便性も考えて選びましょう。
この記事のはじめの方にも書いたとおり、Squareはアカウントひとつで様々な機能が使える決済サービスですが、他の月額利用料が無料の決済サービスは機能ごとに別々のアカウント登録が必要となります。
詳しくは、他の決済サービス会社も比較したこちらのランキング記事をご参照ください。
>>キャッシュレス決済端末比較ランキング!キャンペーン情報や導入費用も解説
Square決済を導入したいけどデメリットも知っておきたいという方のために、今回は私の感じたSquareのデメリットをお伝えしました。
導入前にデメリットも知っておくと、安心してSquare決済をはじめられるわね。
そうですね、あなたも是非、Square決済の導入を検討する際の参考になさってくださいね。
それでは、あなたのお店も Let’s キャッシュレス!